「少林寺拳法の教えにふれられる本」、「人生を少しだけ前向きにしてくれる本」、「心をゆっくりほぐしてくれる本」──そんな書籍たちを、少しずつご紹介していきます。
肩の力を抜いて、気になるタイトルから気軽に手に取ってみてください。きっと、今のあなたにぴったりの一冊が見つかるはずです。
🔸天の瞳〜幼年編、少年編、あすなろ編、最終話
- 著者:灰谷健次郎
- 内容:台風は目がはっきりしているほどエネルギーが大きい。腕白少年が学び、周囲の人間も変えてゆく成長物語。小説には珍しく、少林寺拳法の拳士が主人公。一部がドラマ化。灰谷文学の集大成。残念なことに最終話は絶筆。
- 感想:ドラマの主役といえば、刑事、教師、銀行マン。スポースものなら、メジャーなサッカー、野球だがこの小説は珍しく少林寺拳法が主役。幼年期〜あすなろまで上下、最終話一冊という大作。