人材育成

◆なぜ【就活道場】に力を注ぐのか?

なぜ、無償で【就活道場】に力を注ぐのか?

採用の模擬面接を23:00や24:00まで2~3時間も実施する。

なぜ?

答えは、ひとつ・・・、

【自他共楽】です。新卒の学生さんや転職を希望する若手や中堅社員、定年前のセカンドキャリアを模索する社員に丁寧にキャリアコンサルティングを行います。

少林寺拳法の創始者【宗 道臣】先生は、敗戦後に中国の満州から日本に帰国するにあたり、【人、人、人すべては人の質にある】と悟られ、その後の生き方に1つの目標を見出されました。

総本山で開催された1979年の高校生合宿で少林寺拳法の開祖である宗道臣先生からこのお話をお聞きして、私の人生の方向性も大きく変わりました。

漠然と【人】にかかわる仕事がしたい・・・と考え、1986年以来、39年間【人事業務】に携わっています。

人事、評価制度設計、人事制度構築、人材採用、労務管理、研修企画、研修講師、給与、勤務、人材育成、タレントマネジメント、制度設計、組織開発、キャリアコンサルティングなどありとあらゆる人事業務を経験しました。

すべては【人】に通じる業務です。

どんな組織においても【質の高い人】が育てば、その組織は飛躍的に成長する。様々な関連会社を立ち上げる中で技術やノウハウよりも【人の質】が重要でした。

開祖 宗道臣先生は、【人造りによる国造り】を目指されました。どんな企業も、学校も、地域も、団体も、その組織のリーダーの質が高ければ、どんどん良くなる。

私も社会人になり、人事業務に携わりこの開祖の言葉の重みを実感しました。この素晴らしい教えに触れた少林寺拳法の拳士が就職活動の採用面接で思うような結果が出せない・・・。という現実に直面して、改めて世の中の厳しさの現実を体感しました。 

・to be continued

◆少林寺拳法部の学生拳士が実力を出せない・・・。

・経団連に加盟している企業の人事採用担当者はその年の採用業務が一段落すると情報交換のため業界別に総括会議を行います。その際、少林寺拳法のすばらしさを語り、少林寺拳法を経験した学生は採用した方が良いと毎年語ってきました。

・しかし、各社の採用担当者との年度末の情報交換会では、あまりよい結果を聞くことができませんでした。大会で賞を獲得した。突き蹴りが速くなった。根性がついた。部をまとめることができた。など表面的なことばかりで採用に至らない。という状況が続きました。

・少林寺拳法部以外の学生も同じですが、自分の【ガクチカ】を自分の言葉で語れない。素晴らしい経験を持っているのに語れない。なぜ、その会社を志望するのか?という志望理由がまとまっていない。どんな仕事がしたいのか情報収集が不十分で理解できていない。自分の卒業研究テーマや卒業論文の内容を分かりやすく伝えられない。どんな人生を送りたいのかがまとまっていない。

・少子高齢化の影響で、売り手市場で新卒給与も上がっていますが、企業も将来を託せる人材を探しています。企業の採用活動は、40年ぐらいの長期ローンで、3億~4億円の人材を買うことです。物価上昇と定年延長を加味すると45年で5億円の人材を買うための活動です。

・to be continued